『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
SFの決定版と言われるディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読み終わりました。
ようやくかーって感じですw
海外の小説は読み慣れていないせいか読むのにだいぶ時間がかかりました。
最初の方は面白くないなと思っていましたが読み進めていくにつれだんだんと面白くなっていきました。
1977年発行という40年前の作品ですが凄かったです。アンドロイドが人間らしく生きていたり、そんなアンドロイドに人間が惹かれたり、人間なのに自分自身が残虐な行為をしているのだと気が付き、自分はアンドロイドなのでは無いかと考えたり
よくあるSFのアンドロイドが人間を襲うような話では無く哲学的な内容でした。
4月に観た『ゴースト・イン・ザ・シェル』もこんな風なアンドロイドが自分は何者なのかと自問自答するシーンがありました。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』というタイトルもかっこいいですよね。
ナカミチ曰く『サイコパス』にもこの本の名前が出てくるらしいので見てみたいですな
あと、『ブレードランナー』という名前で映画にもなっているそうなので映画の方も観てみたいです。