『最良の嘘の最後のひと言』
河野裕さんの『最良の嘘の最後のひと言』読み終えました!
東京に青春18きっぷで旅をしている途中の暇を潰してくれる相手として選んだ2人のうちの一人。
河野さんは階段島シリーズで知って、去年中央大学文学研究会のサイン会にも足を運びました!サクラダシリーズが最近、アニメ化、実写映画化など注目されてて、これからどんどん注目されていく作家さんですね。
その河野先生の最新刊がこいつな訳です。
超能力者7人が争うというお話。携帯にソラというアプリをダウンロードしてその携帯から5メール離れるか壊れたりしたらアウト。などいろんなルールがある採用試験。
携帯を壊されるとアウトってとこが未来日記みたいだなぁとか思いつつ読んでいました。ただ、河野さんの文章はちょっと読みにくいとこがあったり(ただ僕の読解力が無いだけかもしれないけど)まあ、でも河野さんはラノベに近いとこもあって基本読みやすく、勢いがありますね。
ただ、嘘が飛び交う心理戦なんかは考えながら読まないとだめだったりそんなすぐに読めるわけじゃないけどね。
最後にルールの根本が噓だったり、いろいろと混乱してしまったけどこれも河野さんの手のひらで踊らされる読者と言うわけだ。流石としか言いようが無い。
エピローグで物語を全体から見た説明があるのでどんな風だったかは理解でき、混乱しててもエピローグですっきりできる訳だ。
作中でずっと流れている『ジ・エンターテイナー』を聴きながらこの本を読むのも良いかもしれない。
河野さんはラノベ作家とよく紹介されてるが、しかし、河野さんの作風はラノベに近いところもあるが、ラノベ作家と言ってよいのだろうか?
ラノベ作家と普通の作家の違いが最近よくわからなくなってきている。
そんな感じの人のそんな感じの本でした(笑)
あ、最良の嘘ってのがすごく良かった。最後の一言がロマンチストだね。
人間開花
3月11日RADWIMPSのライブを観にはっぴーと大阪城ホールに行きました。
その前に梅田の紀伊国屋書店で羽田圭介さんの『成功者K』のサイン会に行きました。
一番最初に並んでサインしてもらいました!
サインだけでなく、握手と記念撮影もしてもらいました。
羽田さんの手はぽちゃぽちゃしてて漫画家の坂本先生の時もそうだったけど、
漫画家や小説家って手柔らかいねw重いもの持たないからだと思うけどw
(僕も手ぽちゃぽちゃしてるけどw
羽田さんはハッピーターンもくれました。面白い人だなぁw
また、読んだら感想書きますね。
で、ここからが冒頭に書いたRADWIMPSの出来事
初めてRADWIMPSのライブに来たけど凄く楽しかった!
野田洋次郎がMCで「なんかいつもと違うな」って言ってたけど
僕みたいな君の名は。で知ったにわかが増えたからだと思って笑ったw
でも、そこまでRADを知らないわけでもなく、『いいんですか』とか『おしゃかしゃま』とかは前から知ってたよ。
まぁ、でも、やっぱりあんまり知らないからそこまで乗れてなかったよねw
『棒人間』っていう歌があるんだけど、その歌が自分自身の事を歌っているみたいで泣きそうになったよ。(泣きはしてないけど
『棒人間』についてはまた今度書くね。
明日は早いからもう寝るね。おやすみ。
『ホープフル・チャント』
映画SAOオーディナル・スケールの第三週特典で配布された小説。
『ホープフル・チャント』読み終えました。100ページしかないのであっという間でした。
映画でユナは死んでいたのが分かっていたので、ユナが死ぬ過程を描く内容だということは分かっていました。それでも、哀しいですね…
表紙がまず哀愁を誘ってくる。エイジの表情がもう…
小説を読むとエイジにも同情してしまう。ただただ、死の恐怖に打ち勝つことが出来なかっただけじゃなくて、システム障害もあってユナを救えなかったとなるとやるせないよね。
ユナが死んだときの頃のキリトもサチを亡くしていたし、なにか重なるところがあるね。